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最終更新日:令和元年9月10日

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64列MDCTと病院内画像配信

久慈病院では平成18年1月、64列MDCT(東芝製Aquilion64)を導入しました。 これは従来のCTが2次元情報(ピクセルデータ)を収集していたのに対し、人間の体を立方体の集合ととらえ3次元情報(ボクセルデータ)を収集し画像処理を行うエックス線CTです。

現在販売されているMDCTは2列から64列まで各種存在します。一般的に列数が多いほど検査速度が高速で心臓など動きのある臓器の検査に対応可能となります。 今後MDCTはさらに多列化され、検査速度が高速になり、時間軸に対応した情報(4次元情報)が得られるようになると思いますが、現在64列MDCTが最高機種となっています。

このMDCTにより、CTは水平断画像のみではなく好みの断面を画像表示し診断することが可能となります。また、各種臓器の3D画像表示が可能となり病変を3次元的に把握することが容易となります。

左2枚は心臓の冠状動脈の任意の断面での画像と3D画像、右2枚は胃癌のCT内視鏡画像です。

上記のように64列MDCTは大変すばらしい機器です。 しかし、このような機器を導入しても収集される情報があまりにも膨大で、従来のようなフィルムでの情報伝達では収集した情報を伝達しきれません。多くの病院の先生方がこのすばらしい機器の恩恵を肌で感じることなく診療なさっていることでしょう。

久慈病院では5年前から画像表示保管装置シナプス(Fujifilm社製)を導入しており、全館フィルムレスに対応しております。 このシステムにより、久慈病院で撮影された過去5年分の画像データすべてを瞬時に閲覧可能としています。

さらにザイオネットワークワークステーションを導入し、病院内のいたるところで画像表示端末からザイオワークステーションの機能を使用可能としています。各診療科の先生方がMDCT原画像を利用し好みの断面の画像を作成したり、好みの3D画像を作成したり、外来で仮想内視鏡検査を施行したりできるようになっています。

以上、久慈病院では最新の放射線機器を導入するばかりではなく、発生した画像情報を高速に、詳細に、わかりやすく各診療科へ提供し、院内PHSで読影の相談にも応じています。

放射線科長 熊谷由基