病院のご案内
基本理念
岩手県立久慈病院の看護師としての誇りを持ち、やさしさと豊かな人間性で、患者さんやご家族の立場になって考え、その人にとって最良の医療・看護が受けられるよう努力します。
●私たちは、患者さまの人権を尊重し、良質で適切な看護の提供に努めます。
●私たちは、看護の専門職として、社会の変化・医療の進歩に対応できるように自ら研鑽に努めます。
患者さんの安全を守る
小さなミスや、ミスに繋がる前に発見できた良かった事などを報告するシステムが確立されています。報告を共有することで、同じミスや医療事故に至る前に発見できる職場環境作りをしています。
- 患者さんの誤認防止のため、患者さん本人に氏名と生年月日を名乗って頂くなど、患者さんの協力も得ながら対応しています。
- 安全対策マニュアルを整備し、職員の安全教育を行っています
- 各種安全機能付きの材料、器具を使用し、安全確保に努めています
看護提供方式：パートナーシップ・ナーシング・システム（PNS）
入院から退院まで、安全で質の高い継続した看護を提供するために、看護師2名がパートナーとなり、お互いの特性を活かしながら協力しあって毎日の看護ケアを提供しています。受け持ち看護師は、治療や看護ケアについて患者さんご家族と相談し、2名の看護師が協力しながら安心して入院生活を送れるよう支援しています。また、退院後の生活指導、退院先の相談なども地域と連携して取り組んでいます。
患者さんのプライバシーを守る
- 久慈病院の倫理綱領に基づき、患者さんの個人情報を守ります
- 入院病室入り口のネーム札は掲示していません。
チーム医療の推進
医療安全、感染対策、緩和ケア、栄養サポート、褥瘡対策など、医師、看護師、薬剤師など多職種がチームを組み、職種の専門性を活かしながら患者さんに個別的なケアが提供できるよう取り組んでいます。
看護職員の教育研修
１．基本理念
専門職業人として倫理的配慮に基づいた質の高い看護サービスを提供できる看護職を育成する。
２．教育目的
（1）看護の専門的知識・技術・態度を習得し臨床実践能力を向上させる
（2) 医療チームの一員としての自覚を持ち、良好な人間関係がたもてる人材を育成する。
３．「岩手県立病院看護部キャリア開発ガイドライン」を基本に4つの実践
能力を段階ごとに到達目標を設定し、継続教育に取り組んでいます。
- 卒後1年目の新人看護師にもPNSでフレッシュパートナー・クリニカルコーチの2名が担当となりますが、部署全体で支えいつでも相談できる体制で安心して職場環境に適応できるよう配慮しています。
- 長期休職者の復職支援もパートナーシップを取り入れています。
- 認定看護師・専門看護師など資格認定の取得も支援し、“なりたい自分”にチャレンジできる環境になっています。