臨床研修のご案内
久慈病院の特色
病院の特色
当院は、県北沿岸で約53,000人の住民を対象とし、救命救急センター(20床)を併設した地域完結型中規模総合病院です。高度な医療機器を整備するとともに、救急専門医のほか、各診療科の専門医が多種多様な患者の診療にあたっています。さらに、地域がん診療病院としてがん治療認定医が4名おり、質の高いがんの診断、治療に取り組んでいます。
病院の状況
- 標榜診療科 :20科
- 常勤医師数 :30名
- 指導医数 :17名
- 臨床研修医数:8名(2年次4名、1年次4名)
- 1日平均入院患者数:165.6名
- 1日平均外来患者数:719.1名
- 1日平均救急車搬送患者数:6.2名
- 1日平均救急外来患者数 :18.1名
研修の特徴
- 1診療科に研修医が1名から最多2名とし、密度の濃い研修受けられます。
- 1年次の7月頃からの当直は、3人体制で始まるので、指導医から教育を受けながらスムーズに研修に入ることができます。
- 初期研修後の進路に対する制約はありません。
- 救命救急センターもあり、急性期から回復期まで経験できます。研修医全員がBLS、ACLSのプロバイダ資格を取得でき希望があればJATECを取得できます。
- 自由選択は48週と長いので、研修医の希望に添ったプログラムを組む事が可能です。
- 各診療科間の垣根が低いので、相談などがしやすい医局です。
- 歓迎会、納涼ビール列車など、楽しい行事がたくさんあります。
臨床研修医の採用実績
今年度まで21年間の採用者は98名となり、内訳は男性75名、女性23名です。
令和5年度より募集定員が5名となりました。
研修環境
医局内には各自の机があり、ネット環境も充実しています。
医局のほかに、研修医専用の研修医室が1年次、2年次それぞれに用意されています。
電子カルテ端末、ネット環境、ソファもあり、快適な研修生活を過ごしています。
また女性医師専用の部屋も完備されています。
先輩研修医からのメッセージ
自治医科大学卒 R6採用研修医
岩手県立久慈病院は二次医療圏として久慈市と洋野町、野田村、普代村を担う中核病院です。また、岩手県は医師の偏在化が日本で1番進んでいる県であり、久慈病院も医師数は年々減っております。そのため、研修医も一人の医師として岩手の地域医療により貢献できる病院であると思います。また、久慈病院の医療圏の広さから、出会う疾患も多岐にわたり、多くの疾患を教科書だけでなく経験として学ぶことができたり、先生方が診療科の垣根を越えて教育してくださるので、幅広い分野の手技や知識を身に付けることができます。社会人大学院、学会、資格取得にも積極的な病院で、学術的な研鑽も自分次第でどんどん積むことができます。臨床研修病院として選択した理由のひとつとして、私が医学生の時に見学させていただいた際、久慈病院及び久慈市の雰囲気に惹かれたということもありますので、是非一度見学にいらしてください。いつでも大歓迎です。
動画
動画を再生するにはvideoタグをサポートしたブラウザが必要です。
動画を再生するにはvideoタグをサポートしたブラウザが必要です。